東洋医学

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お灸のはなし

お灸は、もぐさを燃やし体の特定のツボ(経穴)に温熱を与えることで、血行を促進したり、痛みを和らげたり、体調を整えます。お灸の原料は主に「もぐさ」と呼ばれる材料です。もぐさは、ヨモギの葉を乾燥させた後、細かく粉砕したものです。粉砕したものから...
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風邪のはなし

東洋医学では、風、寒、暑、湿、燥、火の「六淫(ろくいん)」という外的要因が体内に侵入すると、体調を崩すとされています。風は、「外的病因」とされる六淫の中で最も代表的なものです。風の特徴は動きが速い、変化が激しいことです。このため、風邪(ふう...
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経絡(けいらく)と経穴(けいけつ)

経絡(けいらく)と経穴(けいけつ)は、伝統的な中国医学や鍼灸の基本的な概念であり、体内のエネルギーの流れや治療の基盤となっています。以下に、それぞれの概念について詳しく説明します。経絡(けいらく)経絡は、体内に存在するエネルギー(気、血)を...
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施術用の鍼(はり)

鍼の種類鍼にはさまざまな種類があり、用途や施術の目的に応じて使い分けられます。以下に代表的な鍼の種類を紹介します。金鍼(きんしん):金を使った鍼で、非常に細くて柔らかいです。金はアレルギーを引き起こしにくいとされ、体に優しい素材です。高価な...
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東洋医学の診断方法

東洋医学、特に中国の伝統医学で使われる診断法に八綱弁証(はっこうべんしょう)というものがあります。この理論は、患者の症状、体調や病気の状態を8つのカテゴリー(「八綱」)に分けて診断する方法です。八綱弁証は、治療方針を決めるために非常に重要な...
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東洋医学の歴史

東洋医学の歴史は非常に長く、また多様です。その起源は数千年前に遡り、中国、インド、日本、韓国など、さまざまなアジアの国々で発展してきました。以下に、東洋医学の歴史を簡単にご紹介します。中国の東洋医学の起源東洋医学の源流は、主に中国の古代文明...