施術内容

按摩(あんま)

按摩とは、衣服の上に手ぬぐいをのせ、その上からもむ日本独自の手技療法です。
按摩の『按』は揉む、『摩』はさするという意味です。
指圧のように押し込むというよりは、もみほぐす手技が多くなります。

他に特徴としては、横向き(横臥)で施術をうけていただく時間が長いです。
横臥位は、うつ伏せなどに比べ、顔面部や脊柱、足の関節などへかかる負担が少なく、リラックスして施術をお受けいただけます。

主な施術部位は、頭、頚、肩、腕、背、腰、脚などですが、顔やおなかを施術することもあります。



鍼(はり)

髪の毛と同じ位の細い鍼を使って治療します。
コリが強い場所、深い場所などに直接刺激をしたり、経絡の流れを使い、患部から離れたところに刺鍼したりします。
鍼は強い痛み、慢性的なコリなどに良く効きます。最初は「鍼が怖い」とおっしゃる方も、一度鍼治療を受けると、「とても楽になった」「思っていたより痛くないし、すっきりする」などおっしゃります。
鍼は癖になると心配される方もいますが、体の奥のコリがほぐれ、根本的に状態が改善しますので、だんだん来院する頻度を減らしても問題なくなります。



灸(きゅう)

灸にはいろいろ種類があります。当院で主に行うのは、点灸と棒灸です。

点灸は、米粒の半分くらいの大きさにひねったもぐさを直接肌に置き、燃やします。すえたもぐさは全部燃やしきる前に私が指先で消火します。
少しチクッとすることがありますが、火傷することはほとんどありませんのでご安心ください。

棒灸は、棒状に固めたもぐさを燃やし身体に近づけ暖めます。とても気持ちがよく、ジワーッと患部が温まってきます。

灸は冷えから来る身体の不調、痛み、吹き出物、できものなどに良く効きます。